武蔵と小次郎モニュメントでトニが大賞を受賞
2018年に実施された「佐々木小次郎・宮本武蔵像(モニュメント)デザイン募集」で、COLTスタッフのCGクリエーター トニが大賞を受賞しました。
小倉城天守閣再建60周年記念
北九州市は、2019年に天守閣再建60周年を迎える小倉城を記念して、小倉城とその周辺を整備する取組みを行っています。
それに伴って、天守閣の展示を28年ぶりに大規模リニューアル、南側には飲食・物販施設を整備、天守閣前広場には、小倉ゆかりの剣豪、宮本武蔵と佐々木小次郎のモニュメントを設置することになりました。
国内外で知名度が高い剣豪2人のモニュメントで、「歴史・文化資源に磨きをかけて、さらに観光客を増やす」集客力アップを図ることが狙いです。
「佐々木小次郎・宮本武蔵像デザイン」は、2018年1月末までの公募、審査会は3月23日に行われ、トニが栄えある大賞を受賞しました。
モニュメントは2019年3月末に完成予定です。
CGクリエーター トニが描く佐々木小次郎と宮本武蔵
通常、CGで人物を制作する場合、1体2ヶ月以上かかるところ、今回は2体を2ヶ月という短期間で制作。荒削りな部分も多いのですが、なんとか締め切りに間に合わせました。
小倉にふさわしいデザインということで、小次郎は小倉織の外套を粋に着こなした洗練されたイメージで。燕返しを繰り出す瞬間の躍動感を、翻った外套や着物、髪で表現しました。
武蔵は諸国を放浪している無頼漢、二天一流の流祖として力強く曇りのないイメージで制作しています。
小次郎の静、武蔵の動を組み合わせたデザインは、北九州市の自然環境と高い文化、技術に即したデザインに仕上がっています。
小倉城モニュメント完成に向かってCGアニメーションを制作
武蔵と小次郎モニュメント完成に向かって、CGアニメーションを制作しました。
小倉城へ観光に訪れる方が、スマホで見ることができるAR用のCGアニメーションです。
銅像が目の前で動き出す!そんな驚きと興奮を味わえるのは、来年春予定!!
制作したアニメーションは、武蔵がまるでダンスを踊るかのように躍動する「武蔵舞踏(Musashi Dance)」と、小倉城前で優雅に抜刀する小次郎「岩流(Ganryu)」です。
このアニメーションはテレビにも取上げられ、多くの反響をよんでいます。
武蔵と小次郎モニュメントAR用ビデオ「武蔵舞踏」
武蔵と小次郎モニュメントAR用ビデオ「岩流」
剣豪二人が小倉城前で剣を交えるアニメーション制作への期待が高まりますよね・・・