環境デジタル紙芝居「ワッティ・インディ」
下水道の大切さや水環境を改善するため、カンボジアの子どもたちに興味を持ってもらおうと、カンボジアで人気のキャラクターを使ったデジタル紙芝居を制作しました。
マンガ、アニメは絵なので広い年代に理解していただくことが可能です。
「伝わる」情報をわかりやすく発信する。啓発・教育分野でも、マンガ、アニメは大活躍です。
ワッティ・インディのストーリー
環境デジタルアニメ:ワッティ・インディ
川にゴミが捨ててあるところを見つけたインディ。持っていたペットボトルを川に捨てようとします。
川は流れているから、ゴミは流れてどこかへ行ってしまう。そう考えたインディです。
「だめだめ!」ワッティは、ゴミを捨ててはいけないこと、生き物や植物に影響がでてしまうと説明します。
そして、川を汚すもう一つのもの、川に捨てられる汚れた水につて、インディと話し合います。
ワッティは、以前は汚れていてカンボジアの川と同じようだった北九州市の川が、下水道を完備したことで蘇ったこと。市民の意識も変わり、”奇跡のまち”と呼ばれるようになったことを説明します。
下水処理場の仕組みを見ながら、川を汚さないことの大切さを知ったインディ。
自分たちにできることが何か、考えるまで意識が変わったインディなのでした。
デジタル紙芝居、カンボジアの子どもたちの反応
今回は、物語の場面場面の絵が描いた紙をめくりながらお話をする、日本の文化「紙芝居」と、それをアニメーション化させたデジタル紙芝居の両方を制作しました。
カンボジアは「紙芝居」文化がなく、子どもたちも興味津々。食い入るように聞き入っていました。
カンボジアの人気キャラクターを使っているので、子どもたちの反応も上々。
彼らの意識が変わっていくことで、親世代の意識も変わるかもしれません。カンボジアの未来を変える鍵を握っているのは、子どもたちです。
そのお手伝いがマンガ、アニメの力でできたら。COLTはそう願っています。